PETGフィラメントのおすすめは?Amazon売れ筋の8本から選ぶ‼︎
PETGは丈夫だと聞いて買ったのに、糸を引いてばかり。銘柄を替えれば直るのか、高い物なら違うのかが分からないまま、次の1kgを選べずにいる。
候補は思ったより少ない。Amazonの売れ筋に入っているPETGは8本で、価格は1,399〜2,700円。差がつくのは値段ではなく、糸引きと出せる速度だけだ。
ただし最安を狙うと、大物の印刷に丸一日かかって時間で払うことになる。選び方のコツは銘柄比較の解説記事を、糸引きの実情はXの生の声と刷り比べ動画で確かめています。
- 売れ筋に入っているPETGは8本:まず全部並べる
- 銘柄で変わるのは2つだけ:糸引きと速度
- 安さで選ぶと時間で払う:丸一日かかることもある
- 銘柄を替えても直らないこと:湿気は別問題
- 2問で買う物を診断
▶ まずは動画で要点チェック|高速PETGを3銘柄そろえて、同じ条件で刷り比べている回です。
売れ筋の8本と、銘柄で差がつく2点
選択肢は思ったより少ない。ここから選べば大きく外さない。
Amazonの3Dプリンター用品の売れ筋ランキングを上位30位まで見ると、PETGは8本入っている。銘柄で言えば6社で、eSUNだけが3本を占めている。
価格・評価は2026年8月11日時点のAmazon掲載値。順位は同日のベストセラー上位30位からPETGだけを抜き出したものです。
値段の幅は1,399円から2,700円で、倍にも届かない。PETGは銘柄で値段が大きく変わる材料ではないということになる。
材料そのものの向き不向きはフィラメントの種類はどれを選ぶ?おすすめの4つを紹介‼︎で並べて比べている。
銘柄で変わるのは2つだけ。糸引きと、出せる速度
強度や耐熱では差がつかない。差が出るのはこの2点になる。
PETGを買った人がまず不満を言うのが糸引きだ。ノズルが移動する時に樹脂が糸を引き、造形物の間に細い繊維が残る。
この出やすさに銘柄差がある。販売店やレビューの評価を集めると、ELEGOOの高速PETGはPETG特有の糸引きがかなり抑えられており、初心者向けとされています。
実際に使った人の投稿も具体的だ。
本人も銘柄のおかげか、乾燥のおかげか判断できないと書いている。ここが糸引きの難しいところになる。
もう1つが速度だ。商品ページに書かれている対応速度は銘柄でかなり違う。
- 600mm/s対応:ELEGOO 高速PETG
- 300mm/s対応:TINMORRY 高速PETG
- 表記なし:標準品はプリンター側の設定次第
- 注意:数字は上限であって、常用値ではない
糸引きの直し方そのものは3Dプリンターの糸引き対策|リトラクションと乾燥で大半は消えるにまとめてある。
安さで選ぶと、値段ではなく時間で払うことになる
1kgあたり300円の差より、刷了時間の差のほうが大きい。
PETGの速度差が効くのは、大きい物を刷る時だ。実際に時間で困っている投稿がある。
普通のPETGでは丸一日かかったという話だ。高速対応品に替えれば、同じ形でも待つ時間が変わる。
選び方のコツとして挙げられているのも、最安を狙わない方向になる。レビュー数が多く、価格が極端に安すぎない銘柄を選ぶという整理です。
- まず件数を見る:レビューが数百件あるか
- 次に価格帯:極端に安い物は避ける
- 速度表記を見る:大物を刷るなら高速対応を選ぶ
- 色を決める:質感で選ぶならマット系もある
選び方のコツは家庭用向けPETGを比較した解説記事の記載から。速度表記は各商品ページの記載です。
つや消しの質感で選ぶ考え方はマットPLAのおすすめは?テカリは消えるが積層痕は残る⁉︎と同じになる。
銘柄を替えても直らないこと。湿気とプレートの消耗
糸引きの全部が銘柄のせいではない。ここを分けて考えたい。
PETGはPLAより水を吸いやすい。湿気を含んだまま刷ると、どの銘柄でも糸を引く。
久しぶりに開けた1本で急に糸引きが出た、という流れだ。買い替える前に、まず乾燥を試したほうが早い。
もう1つ、PETG特有の性質としてビルドプレートへの食い付きの強さがある。定着は良いが、そのぶんプレートの消耗が早くなるという見方がある。
- 湿気:どの銘柄でも糸を引く。乾燥が先
- プレート:食い付きが強く、消耗が早まりやすい
- 剥がし方:冷めてから外す。熱いうちは食い付いたまま
- のり:定着が強すぎる時は、あえて薄く塗って離型を助ける
乾燥温度は材料で違う。フィラメントの乾燥温度は何度?PLAは55℃を超えると溶けるで確かめてほしい。
プレートの替え時はビルドプレートはどう使い分ける?ざらざら面とツルツル面で仕上がりが変わると合わせて考えたい。
そもそもPETGが難しいと感じる理由はPETGは難しい?糸引きの正体はほぼ湿気と速度にあるで分解した。
2問で買う物を診断
作る物の大きさと、質感の好み。この2つで決まる。
Q1. 何を刷る?
👇 選ぶと次の質問に進むよ
おすすめのPETGフィラメント8選
売れ筋の上位30位に入っていた8本を、そのまま順に並べる。どれも1.75mmの1kgスプールになる。
① 迷ったらこれ:eSUN ベーシックPETG
★4.5・1,454件と8本で最も評価が高く、件数も一桁多い。設定の先例が探しやすい:eSUN ベーシック PETG フィラメント 1.75mm 1kg
2026年8月11日時点で★4.5・1,454件。8本の中で最も判断材料が多い1本です。
② いちばん安い:CC3D 標準PETG
1,399円と8本で最安。試作を数多く回す人や、色を増やしたい人に向く:CC3D 標準 PETG フィラメント 1.75mm 1kg
2026年8月11日時点で★4.2・504件。速度の表記はないので、設定はプリンター側で詰めます。
③ 大きい物を速く刷る:ELEGOO 高速PETG
600mm/s対応をうたい、糸引きを抑えた設計。刷了時間が気になる人はここから:ELEGOO 高速 PETG フィラメント 1.75mm 1kg
2026年8月11日時点で★4.2・355件。刷り比べ動画でも3銘柄のうちの1つとして扱われています。
④ 速さと安さの両取り:TINMORRY 高速PETG
300mm/s対応で1,799円。AMSと100%互換をうたっているのも、Bambu機の人には効く:TINMORRY PETG フィラメント 1.75mm 1kg
2026年8月11日時点で★4.2・271件。高速対応品では8本の中で最も安い1本です。
⑤ 黒を安く使う:eSUN 標準PETG
寸法精度±0.03mmの表記で、黒の定番。ベーシックとは別系統の製品になる:eSUN PETG フィラメント 1.75mm 1kg ブラック
2026年8月11日時点で★3.9・381件。同じeSUNでも評価はベーシックのほうが高めです。
⑥ つや消しにする:eSUN マットPETG
光沢なしのフロスト質感。テカリが気になる人はここから試すと違いが分かる:eSUN マットPETG フィラメント 1.75mm 1kg ホワイト
2026年8月11日時点で★3.8・80件。件数はまだ少ないので、1本試す前提で。
⑦ つや消しの黒がほしい:PRINSFIL マットPETG
反射を抑えたマットブラック。見せる面が多い造形で樹脂っぽさを消したい人向け:PRINSFIL マットPETG フィラメント 1.75mm 1kg
2026年8月11日時点で★3.9・143件。8本の中では上から2番目の値段です。
⑧ AMSで自動認識させる:Bambu Lab PETG ベーシック
RFIDタグ入りで、AMSに載せると銘柄と色を自動で読む。設定の手間がいちばん少ない:Bambu Lab PETG ベーシック フィラメント 1.75mm 1kg
2026年8月11日時点で★4.0・19件。8本で最も高く、件数もまだ少ない新しめの製品です。
- おすすめしない人1:糸引きの原因を乾燥でまだ試していない人
- おすすめしない人2:屋外に長く置く物を作る人
- おすすめしない人3:柔らかさが要る物を作りたい人
- 代わりの手1:紫外線に当たる場所ならASAを検討する
- 代わりの手2:曲げたい物ならTPUに替える
- 代わりの手3:見た目だけならPLAのほうが刷りやすい
屋外で使う物の材料選びはPLAは夏の車内で変形する?60℃を超える場所はPETGかABSに替えるで整理している。
価格・評価はいずれも2026年8月11日時点。楽天市場・Yahoo!ショッピングでも同型が扱われています。
PETGの銘柄選びでよく聞かれること
強度や耐熱では大きな差は出ませんが、糸引きの出やすさと対応速度は銘柄で変わります。ELEGOOの高速PETGはPETG特有の糸引きが抑えられているとの評価があります。
ただし糸引きは湿気でも出ます。銘柄を替える前に、乾燥を試したほうが早いことが多いです。
小物中心なら問題ありません。売れ筋8本の価格差は1,399円から2,700円で、倍にも届かないからです。
ただし大きい物を刷る人は、対応速度の表記を見てください。速度が出ない銘柄だと刷了に丸一日かかることがあり、材料費の差より時間の差が効いてきます。
レビュー件数が多く、価格が極端に安すぎない銘柄を選ぶのが基本とされています。件数が多い銘柄は、設定に迷った時に真似できる先例が見つかります。
そのうえで、大物を刷るなら速度表記、質感を変えたいならマット系、というように用途で絞ると外しにくくなります。
まとめ
PETGは値段では差がつかない。差がつくのは糸引きと、出せる速度になる。
- 候補:売れ筋上位30位に入っているPETGは8本
- 価格帯:1,399〜2,700円。倍にも届かない
- 差が出る所:糸引きの出やすさと、対応速度
- 選び方:件数が多く、極端に安すぎない銘柄を選ぶ
- 先に試す:糸引きは乾燥で消えることがある
- 関連:糸引きの正体/材料別の乾燥温度
- 答えが出たら:本命のeSUN ベーシックPETGをAmazonで見る
※当サイトの個人的見解です。仕上がりや適した設定は、造形物の形状・プリンターの機種・保管状態によって変わります。価格・評価・順位は2026年8月11日時点のもので、変動します。
- 出典(銘柄ごとの評価と選び方のコツ):3D Maker’s Note「家庭用3Dプリンター向け安価PETGフィラメント主要メーカー比較」。ELEGOO高速PETGは1kgあたり2千円弱で買え、PETG特有の糸引きもかなり抑えられていてPETG初心者におすすめであること、OVERTURE PETGはeSUNと比べ糸引きが少なく艶が程良くテカらないという評判、PETG初心者はレビュー数が多く価格が極端に安すぎないメーカーを選ぶのがコツであるという記載。
- 出典(PETGの位置づけと糸引き):3DLab「【2026年版】3Dプリンター用フィラメント完全比較 PLA・PETG・TPU」。PETGがPLAの印刷しやすさとABSの強度を兼ね備え、PET樹脂を改良した素材で耐水性・耐薬品性に優れること、糸引きが発生しやすくリトラクション設定の調整が必要であること、吸湿すると糸引きや気泡弾けが発生するという説明。
- 出典(実際に使っている人の声):X(旧Twitter)の投稿。eSUNのPETGで糸引きがゼロだったが、専用プロファイルのおかげか数時間の加熱乾燥のおかげか判断できないという報告(2026年8月3日)。普通のPETGでは印刷に丸一日かかり、高速印刷できるフィラメントに替えようとしている投稿(2026年8月10日)。久しぶりにPETGを使ったら糸引きが増え、乾燥させることにしたという投稿(2026年7月31日)。
- 出典(銘柄の刷り比べ):3DプリンターCUBE「【あなたはどれ?】3つの高速PETGフィラメントを徹底比較【eSUN・ELEGOO・Bambulab】」。高速PETGを3銘柄そろえて同条件で刷り比べ、仕上がりと扱いやすさを検証している回。
(最終更新:2026年8月11日)
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